本日のメインコラム・・・タイトルは、ず・ば・り『事故車になるの？』です。
実は、メルマガはじめて早５ヶ月たちますが、読者からのご意見で多い
テーマが「事故車」なんです。
（疑問・意見の送り先は、メルマガ最後の「クルマの疑問大募集！」
コーナーをご覧下さいm(__)m）
そこで、本日は、あまり情報誌やインターネットのサイトでは、話題にされることのない
「事故車」をテーマにお送りします！
ちょっと長いですけど、最後まで、お付きあい下さいませ§^。^§
☆★☆★☆★☆★まずはコチラをご覧下さい！！★☆★☆★☆★☆
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◆◆ 衝撃！！事故車ってこんなにっ！！(*゜ロ゜*)
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とりあえず見て頂きたいには、この２台です。『無事故車』と『事故車』のクルマが
ありましたので、見やすくまとめてみました。
クルマは平成１４年式の【インテグラタイプＲ】です。ほぼ同じ条件の２台
ですが、やや事故有りの方が車検や距離等で多少条件が良いくらいです。
価格の差を比べて下さい。・・・『事故車』は評価点欄に(０)と表示されています
コチラから ↓
皆様、↑をご覧になっていただけたでしょうか？どう思いました？
事故車なんだから安くて当たり前だろ(-_-メ)・・・なんて思いましたでしょうか？
なんて、イキナリこんなの見せられたら、そう思いますよねm(__)m
でも、評価点欄に、皆様が見慣れない『０小』という表示があったかと思いますが、
今回のメルマガのキーワードはこの『０小』です。
プロが使っている事故車の定義から『０小』という表示の意味、
事故車の判別方法や不安なときの対処法まで、語ってまいります。
私達、プロの目から見ると、『０小』は『お買得』かも？と思うヒトが
大勢います。最後まで見て頂ければ皆様も『お買得』かも？と思っていただけ
るかもしれません。そう思っていただけたら、うれしいです(*^ー^)
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■┓ 事故しても事故車にならない場合もある？？？
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読者からこんな質問メールを頂きました。
「畑中さん、いつも楽しみに読んでいます・・・（中略）・・・最近、
もらい事故で追突されました。幸い、搭乗者は何事も無かったのですが、
バンパーはちょっと凹みました（私も凹みました。。。）
今回、買い換えることにしたので、査定したら・・・
「バンパーが凹んでますけど、事故車じゃないので！」と言われました。なんでなんでしょ？
てっきり事故車って言われると思ってたのに、ラッキーって感じです(*^ー^)v」
Ｓさん、メールありがとうございます。何事もなく、良かったです(^.^)
ところで、事故に遭ったのに事故車にならなかったというふ・し・ぎ？？？
なぜなんでしょ？
それは、自動車業界の事故車は次のように定義されているからです。
★★★ 事故車の定義 ★★★
※『交通事故やその他の災害により、自動車の骨格等に欠陥を生じたもの
または、その修復歴のあるものは商品価値の下落が見込まれるので、修復歴
減点を適用する』
※日本自動車査定協会・公正取引協会等で採用の統一基準です
お堅い表現ですが、要するに、自動車の骨格に影響してないクルマは
事故車じゃないんです。多分、Ｓさんの事故はバンパーが凹んだだけで、骨格
の部分まで、凹んでなかったので、事故車にならなかったんだと思います。
よかったですね(^.^)
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(*゜□゜*)ショック！アタリどころが悪いと事故車に！
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ここにセダンタイプの骨格のイメージ図を用意しました。
アタリどころが悪い箇所とは・・・
クルマの外面と骨格の間が薄いところ。イメージ図を見ると分かりますが
クルマのカドの部分（ヘッドライトやウィンカー周辺）は事故車になり
やすく、ドアの真ん中は骨格から遠いので、凹んだ位では事故車になり
にくいのです！
※他の形のクルマでも基本的には一緒です。
流通している事故車の多くは・・・
この『アタリどころがわるい』クルマなのです。
直している箇所をイメージ図でいうと、［３］のインサイドパネルの先端だけ
とか、［８］のトランクフロアの手前の一部分を直しただけ（軽く追突されて
凹んだ状態を想像して下さい）とか、［９］のラジエータコアサポートの端が
ちょっと曲がっただけのクルマでも、日常の使用上、問題ないのはわか
りますが、先に書いた規定により事故車として扱われてしまいます。
だから、私達が査定をすると・・・
「これだけでも事故車になるの？(*T ^ T)」
とお客さまから言われてしまいます・・・ツライ瞬間です。。。。 (ノ_・。)
さらに、アタリどころがわるい箇所をよくよく考えると・・・
『アタリどころがわるい』＝『一番ぶつけやすいところ』 になっちゃい
ます。それは、曲がる時に一番ぶつけやすいのがフロントのカドの辺り
やバックの失敗や追突で凹みやすい後ろのトランクの辺りだからです。
これは、業界的に狙っているわけではありませんが、クルマの構造上
仕方がないのです。これは『アタリどころがわるい』と言う他にはない
と思うので、このメルマガではそう呼ぶことにします。
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でも、実際には、かなり敬遠されてますよね・・・(-.-)
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何故敬遠されているのでしょうか？・・・
考えるまでもないですが、「事故車」は「なんか、怖い」「縁起悪い」
「普通に走らない」といったイメージや噂があるので、敬遠されて当然です。
実際にそういうクルマも確かにあります。でも事故車の大半は『アタリ
どころがわるい』クルマなんです。
その他に、敬遠される理由として、次のことが考えられます。
◎中古車情報の見せ方に問題有り。。。(゜ロ゜)！！
みなさんは、クルマ情報誌やインターネットの中古車サイトで『修有』
という文字を見た事ありますか？
これが、「事故車」という情報なんですが、どんな事故なのか全くわかり
ません！！事故車を全部ひとまとめで『修有』と表現しています。
そこで・・・畑中が独自に事故車の程度をランク分けしてみたので、
「事故車を見分ける」又は「ダマサレない」ための参考にしてみて下さい
同時に、冒頭の『０小』の意味も説明してゆきます m(__)m
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■┓ 事故車の見分け方・・・「ランクで分ける」
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正直、なかなか見分けるのは難しいですが、事故車を見分ける時の着目ポイントを
ランクごとにまとめました。このへんを重点的に見て下さい。
「怪しい」雰囲気は、わかっていただけると思います。
★★★ フライ級（事故小）＝『０小』 ★★★
後ろからかるく追突されてへこんでしまったり、曲がるときにクルマの
カドをガードレールやカベ等にぶつけてしまって破損したクルマです。
使用上、まったく問題のない軽い事故車で、いわゆる『アタリどころが
わるい』クルマがこのクラスの事故車です。性能・機能面では、問題有りません。
修理箇所も、良く見ないとわからない程、目立たないクルマもあります。
◎詳しい修理箇所は下をクリック↓
☆インテグラタイプＲの事故車・無事故車の比較はコチラ ↓
★★★ ミドル級（事故中）＝『０中』 ★★★
一般道を走行中に電柱にぶつかったり、交差点で真横からクルマに突っ込
まれたりして、グシャッとなった状態（想像できるでしょうか？）の
クルマです。
フレーム部分などの重要な骨組みを直している事があるので、モノによって
はまっすぐ走らないかもしれませんが、完全に修理されているので機能的
には問題ありません。
見分け方として、ボンネットやトランクを開けると、修理箇所だけまわり
の「色・ツヤ」が違っているので、なんとなく「怪しい」と感じられると
思います。
もし、見て「怪しい」とおもったら、店員さんに聞いてみて、修理の程度など詳しく
説明してもらいましょう。また、試乗させてもらうというのも手です。
※Ｊａｃカートレットでも、問題なければこのクラスの事故車は取扱います。
◎詳しい修理箇所は下をクリック↓
★★★ ヘビー級（事故大）＝『０大』 ★★★
横転や死傷につながるような大きな事故に遭ったクルマを修理したもの。
しかし、かなりの部分を修理するので、まっすぐ走るのは難しいでしょう。
コスト的にパーフェクトな修理が難しいので(修理代がかかりすぎの為）、
機能的に問題があるクルマが少なくありません・・・（￣□￣；）
※販売するお店は数少ないですが、通常かなり激安で売られているはず！
◎詳しい修理箇所は下をクリック↓
☆★★★☆プロはむしろ『お買得』と考える☆★★★☆
プロは自分のクルマを買う時に、先に説明した事故の内容から判断して、
フライ級（事故小）のクルマなら『お買得』と考える人が大勢います。
実は畑中もその一人です。性能が同じなら安いほうがいいですから。
でも、一般の方が「事故車を選ぶ」のはやはり難しいと思いますので、
お店では、次のことをやってみて下さい。
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■┓ 事故車を見る時、絶対に必要なモノとは！
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事故車というと、みなさん粗悪なクルマばかりを想像してしまい
ますが、ミドル級・フライ級など、クルマも「十車十色」いろいろな
事故車があることをご理解いただけたかと思います。
☆そこで、注目して欲しいのが『車輌状態評価書』です。
ここにはクルマの修理箇所などあらゆる情報が載っているので「事故車
も見てみようかな！」と思っている方は、評価書を提示しているお店で
絶対に探して下さいね(^.^)
（ちなみに、Ｊａｃの販売店・クルマｎａｖｉサイトではすべてのクルマ
に評価書を提示しています）
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◎◎◎店員さんを上手につかおう (*^ー^)v
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事故車を見分けるといっても、やっぱり難しいとおもいますので、
先程書いたポイントを中心にクルマを見て、「怪しい」と思ったら、疑問点や
納得できない点を、トコトン店員さんに聞いてみて下さい。
もし、質問されて嫌な顔をする店員がいたら、そのお店で事故車を買うのは
やめたほうが良いと思います。(*￣ー￣)
ちなみに、Ｊａｃの販売員は『ナットク接客』をモットーに、お客さ
まの疑問・気になる点をトコトン説明しますので、納得いくまで聞いて下さいね§^。^§
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